- ホーム
- ART GALLERY FARICSの海外情報
ART GALLERY FABRICSの海外情報
イギリスのキルト雑誌『Love Patchwork & Quilt』に特集されました。
![イギリスのキルト雑誌『Love Patchwork & Quilt』表紙](https://img07.shop-pro.jp/PA01400/575/etc/LP_QFeature-2021_%C9%BD%BB%E6.jpg?cmsp_timestamp=20210728145131)
![イギリスのキルト雑誌『Love Patchwork & Quilt』2ページ目](https://img07.shop-pro.jp/PA01400/575/etc/LP_QFeature-2021_2.jpg?cmsp_timestamp=20210728145210)
![イギリスのキルト雑誌『Love Patchwork & Quilt』3ページ目](https://img07.shop-pro.jp/PA01400/575/etc/LP_QFeature-2021_3.jpg?cmsp_timestamp=20210728145247)
創始者であるデザイナーのPAD BRAVOのインタビュー日本語訳
![アートギャラリーファブリックスのスタッフと創始者のパッドブラボー](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CB%A5%B9%A5%BF%A5%C3%A5%D5%A4%C8%A5%D1%A5%C3%A5%C9.jpg?cmsp_timestamp=20220124162538)
アートギャラリーファブリックスの
デザイナーチーム(AGF STUDIO)と
創始者のパッドブラボー
アートギャラリーファブリックスが現在に至るまでの
歴史を教えていただけませんか?
とっても長いストーリーになりますよ!
今から何十年も前にキルティングを習い始めたのですが、
最初のころは私は伝統的なキルトを作っていました。
ですが年月が経つにつれ、
だんだんと芸術的なキルトへの想いが勝ってきました。
けれど自分の作品を作るにつれて、
作品に必要な色やデザインの生地が見当たらないんです。
岩や緑や水などを描くための生地がなくて、
結局自分で布に色を塗って必要な生地を作ったんです。
こんな色、あんな色、
でも自分の求める色の生地が本当に見当たらないのです。
そして自分で色を塗った生地をキルトの仲間に見せたら、
みんながすごく気に入ってくれて
そして仲間のみんなからいろいろなデザイン生地を
リクエストされるようになり、
いつしかキルトマーケットでこれらの生地を販売しなさいと
アドバイスをうけて、その通りにしたんです。
とても質のいいコットン生地に、
自分で色を塗った生地を販売してみたところ、
みんながたくさん買い求めてくれて、
そしていつしかキルトアーティストといわれる人から
注文が入るようになったんです。
![アートギャラリーファブリックス創始者パッドとウォルター](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CBPat%A4%C8Walter.jpg?cmsp_timestamp=20220124162455)
アートギャラリーファブリックス創始者
パッドとウォルター夫婦
そんな私の様子を見て、
夫が「新しいビジネス」として興味を持ち始めました。
私は夫をヒューストンで開かれる
「キルトフェスティバル」に連れていき、
このキルト市場がいかに広くて、
多くの人が私の生地を買ってくれているかを知って
大変驚いていました。
帰宅してから、夫は私に
「自分たちのオリジナル生地を製造して、
世界に向けて販売する新しい会社を二人で作ろう」と
言ってくれたのです。
だからこの会社は私たちにとって
赤ちゃんの様に愛しいのです。
![アートギャラリーファブリックスのオフィス風景](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CB%A5%AA%A5%D5%A5%A3%A5%B9%A4%CE%C9%F7%B7%CA.jpg?cmsp_timestamp=20220124162515)
アートギャラリーファブリックスのオフィス風景
なぜアートギャラリーファブリックスという
ブランド名にしたのですか?
当初、キルトマーケットで販売していた頃、
生地に自分で直接色を塗って、それを乾かし、
熱をあてる作業をしていました。
だから広いスペースが必要で、
自宅で一番広いリビングルームの家具を
すべて部屋の外へ出して、
床という床のスペースに布を置きました。
ある日、息子のアレックスが学校から帰ってきて、
その床を見たとき、
「美術館(ART GALLERY )のようだね」と言ったんです。
それでピンときました!これだ!と。
私の染めた生地を並べた様相はまるで美術館の様だったので
自分たちの会社の名前に
「アートギャラリー」と名付けたんです。
![アートギャラリーファブリックスの倉庫にあるカラーバンドル](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CB%C1%D2%B8%CB.jpg?cmsp_timestamp=20220124162623)
倉庫のカラーバンドル
あなたのデザインは私たちも大好きです。
今後もブランドとしてコレクションデザインを
続けていくのですか?
ありがとうございます。
私たちが目標としてきたことは、
これまでもそしてこれからも、
絶妙で個性的なデザインのプリント生地を
世に送り出していくことです。
たくさんのキルターさんや洋裁好きなお客様が、
私たちの送り出すプリント生地を見て、
心ときめかせ幸せな気分になってくれることが
何よりうれしいんです。
それはデザインしているときも同じなんです。
そしてこのキルトという業界の発展のためにも
もっと自分の時間を費やしたいのです。
もっとたくさんの「色」を必要としている人に届けたい
それが私がいつも探求していることなんです。
![アートギャラリーファブリックスのパッドがこだわっている多様な「カラー」で作った作品例](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CB%A5%AB%A5%E9%A1%BC%A5%D0%A5%EA%A5%A8%A1%BC%A5%B7%A5%E7%A5%F3.jpg?cmsp_timestamp=20220124162524)
パッドがこだわっている多様な「カラー」で作った作品例
一緒に仕事をするデザイナーはどうやって見つけるのですか?
いつもデザイナーが送ってくる生地を見て決めています。
美しさやクリエイティブマインドなどの
その人の仕事ぶりが生地から見えてきます。
ですが私のデザイナーチームの一員になることは
他にもいろいろ重要な要素があるため、
とても慎重に決めています。
ファブリックデザイナーを志望する人たちに
どんなアドバイスをしますか?
ファブリックデザイナーになりたいという人に向けての
私の最大のアドバイスは、とにかくこの業界を愛し、
この業界のために尽くそうと心から思えることです。
はい、今日からファブリックデザイナーになりました、
なんてことはないのです。
そう、プロセスが必要なんです。
時間をかけて努力するというプロセスです。
そしてもうひとつのアドバイスは、
ほかのデザイナーの真似をしないことです。
常に自分の独創的に忠実であって、
自分の持てるベストの仕事をするという心がけが大事です。
![アートギャラリーファブリックスの倉庫で撮影したスタッフたち](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CBArtGalleryFabrics_%A5%B9%A5%BF%A5%C3%A5%D5%A5%E1%A5%F3%A5%D0%A1%BC%A4%CE%BC%CC%BF%BF326365.jpg?cmsp_timestamp=20220124162432)
倉庫でスタッフたちと撮影
最新のトレンドのデザインか、
それとも長年愛されるタイムレスなデザインかと言われたら
あなたにとってどちらの方がより重要ですか?
トレンドは非常に重要です。
なぜならトレンドは「進化」だからです。
デザイナーというものは常に色やデザインに関して
「進化」し続ける必要があるのですから。
どの時代にも愛されるタイムレスな生地というのは、
その後に「流行を超越する」ものなのです。
![アートギャラリーファブリックスの](https://img11.shop-pro.jp/PA01288/387/etc/%A5%A2%A1%BC%A5%C8%A5%AE%A5%E3%A5%E9%A5%EA%A1%BC%A5%D5%A5%A1%A5%D6%A5%EA%A5%C3%A5%AF%A5%B9%A4%CE%CE%F2%BB%CB%A5%B9%A5%BF%A5%C3%A5%D5%B0%EC%C6%B1.jpg?cmsp_timestamp=20220124162559)
あなたがもっとも好きな
アートギャラリーファブリックスの
コレクションはどれですか?
私の好きなコレクションは、
私がデザインした初回「*Indie」コレクションです。
このコレクションはデザイナーとしての自分自身を
忠実に表現していて、
とても愛着を持っているんです。
このコレクションは「*Indie Bohème」、
「*Indie Folk」と続き、最終的に3部作になりました。
たくさんのキルターさんやご購入いただいたお客様も
気に入ってくれていたと思っています。
*過去のコレクションのため販売終了しております
![イギリスのキルト雑誌『Love Patchwork & Quilt』4ページ目](https://img07.shop-pro.jp/PA01400/575/etc/LP_QFeature-2021_4.jpg?cmsp_timestamp=20210728145320)
![イギリスのキルト雑誌『Love Patchwork & Quilt』5ページ目](https://img07.shop-pro.jp/PA01400/575/etc/LP_QFeature-2021_5.jpg?cmsp_timestamp=20210728145354)
ベストファブリックブランド賞を受賞いたしました!
ART GALLERY FARICSがイギリスのソーイングアワードで
ベストファブリックブランド賞を受賞いたしました!
![](https://img21.shop-pro.jp/PA01400/575/etc/%A5%D9%A5%B9%A5%C8%A5%AA%A5%D6%A5%BD%A1%BC%A5%A4%A5%F3%A5%B0.jpg?cmsp_timestamp=20200226120135)
このような素晴らしい賞を獲得することができて
とても光栄であり、誇りに思います。
私たちは常に素晴らしいファブリックを作ることに心血を注いでまいりました。
この賞を受賞できてとても嬉しく思いますが、
それもこれもすべては皆様のサポートと忠誠心があったからこそです。
私たちのデザイナーを信じ、ファブリックの質を認めてくださり
我々のブランドを愛してくれた皆様に、
心から感謝の意を申し上げます。
ありがとうございました。
ART GALLERY FARICS